これまで色々なサイトでワード関係の記事を書いて来ましたが、ここにそれらを統合すると共に内容の加筆・修正を行なっていきます。但しワードのバージョンは今後も使い続ける人が多いと思われるWord 2003ですが、Word 2007やWord 2010でも共通な所は利用可能です。それとWord 2010の記事も一部含みます。

Word 2003で不動産物件概要を作る方法

もしワードでチラシなどの印刷物をそのレイアウト通りに作る事ができれば、ワードの腕前はかなりのものと言っていいのではないでしょうか。
次の例は不動産のチラシに使っている物件概要の部分を物差しで測定し、それをWord 2003で実現する方法です。 ここには色々なテクニックが入っているので、これが出来ると大抵のものは実現できるようになります。
●チェックポイント
表・セルのサイズ、フォントサイズ・種類、セル内の余白(罫線から文字までの距離)、段落のインデント、均等割り付け、表のオプション、セルの配置、行間の間隔、文字の位置 
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(1)表の作成
「罫線/挿入/表」より25行8列の表を作成します。行は上から順番に数えると良いのですが、列はセルの結合で作成したと考え、結合前はどうだったかを考えます。
左から右へ順番に線を数えると、7本(外枠線は除く)あります。
これにより元は8列あった事が分かります。
列の幅は
95/8=11.9より12としました。
(自動でもOKです。)
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image (2)列幅
(a)セルの線から文字までの間隔を全て0にします。
(線と文字の間隔が同じでないので、あとで個別に設定しようと考えた為)

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(b)「表のプロパティ/列」で左より順番に
7.2, 6.2, 6.3, 27.5, 9.3, 4.9, 7.0, 26.6を入れます。
方法:
1列目の7.2を入れたら「次の列」をクリックします。そして2列目の6.2を入れます。これを3列から8列まで繰り返します。




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(3)セルの結合
印刷物と同じくなるようセルを結合します。
方法:
●セルを選択したら右クリック、「セルの結合」を選択
●セルを選択したら「罫線/セルの結合」●セルを選択したら罫線ツールバーの結合アイコンをクリック
(あらかじめ行/列の挿入・結合・削除などのアイコンを登録しておく)

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●高さ1mmのセルは罫線なしに変更しやすいように全部のセルを結合しました。
(高さ1mmにしてからだとやりにくいです。)
●結合する順番は分かりやすい所からやります。間違ったら「元に戻す」を選択。
全体の形をイメージしながら作業します。
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(4)縦書き
縦書きのセルを「書式/縦書き横書き」より縦にします。
(行の高さを決めてからだと、この命令で高さが変化してしまうので、これを先にやります。)

(5)文字のサイズ設定
印刷物より文字のサイズを測ります。2.5mmならば
2.5mm/0.353=7P
の計算で7ポイントとします。

また書体の形からフォントはMSゴシックとします。

※(角地・間口)だけが6Pです。
※作業の始めにページ設定で標準の文字サイズを7pにしても良い。
(この表だけを作成するならこの方が楽です。)






















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(6)高さ1mm行の処置
外枠を罫線なしにします。
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にして外枠線をドラッグします。

(7)行の高さ
(a)「表のプロパティ/行」で1行目の高さを18.0にします。
(「高さ」は「固定値」)
(b)「次の行」をクリックし、2行目の高さ12.0を入れます。
(c)25行までこれを繰り返します。
(d)1行目から高さをチェックします。

(8)文字入力と段落設定及び配置
(a)文字を入れます。
(b)必要に応じて均等割り付け等をします。
(c)必要に応じて、「書式/段落」のインデントを小さくします。
(文字がセルに入らないとき)
(d)必要に応じてセルの配置を中央にします。
(右クリックでセルの配置)
(e)必要に応じて、文字のサイズを小さくします。
(f)必要に応じて文字の間隔を狭くします。
(g)必要に応じて段落の間隔を狭くします。

 


 


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(9)一つ一つチェックし不都合があれば修正します。
目標は文字と線との間隔が上下(左右)同じであること。
セルの中央に文字が来ていること。

出来るだけ同じ書体・サイズを使用すること。



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